えっちな体験談をまとめています

推しカプの聖地巡礼したら、本当に本物が降臨してきた話…

もう…どうしよう…まだ指先が震えてる。あれは夢だったんじゃないかって、何回も自分の頬をつねっちゃった。

皆さん、聞いてくれますか? 私、人生で初めて、推しの聖地巡礼に行ったんです。推しカプの二人が、初めて一緒に登ったっていう山。標高はそんなに高くないけど、地元の人間しか知らないようなマイナーな山で、行くなら誰かと一緒の方がいいかなって、ツイッターで同行者募集したんです。

そしたら、反応してくれた人がいて。その人も同じ推しカプのファンで、アイコンは二人の二次創作イラスト。話してみたら、もうめちゃくちゃ気が合って、トントン拍子で一緒に聖地巡礼することになったんです。

待ち合わせ場所に行って、一応顔合わせのためにアイコンとは別の写真交換してたからすぐ分かったんだけど…え?ってなった。正直、もっとこう…「オタク」って感じの人を想像してたんです、自分含む。でも、そこに立ってたのは、すらっとした長身で、黒髪ロングのめちゃくちゃ綺麗な人。服装もお洒落で、見るからに垢抜けてて。

「あの…そらみみ、さんですか?」

声も、綺麗で…なんか、想像と違いすぎて、一瞬言葉が出なかった。

「あ、はい…楓、さん?」

相手の名前は楓さん。ツイッターのIDからそう呼んでたんだけど、リアルでもそう呼んでください、って言われて、なんかドキドキしちゃった。だって、推しカプの片割れの名前と一緒なんだもん…///

山の麓のカフェで軽いランチして、いざ登山開始。最初は他愛もない話をしてたんだけど、やっぱり共通の推しカプの話になったら、もう止まらない。お互いの好きなシーンとか、二次創作の話とか、もう話したいこと山ほどあって、気づいたらめちゃくちゃ盛り上がってた。

特に、私が熱弁したのは、推しカプの二人がこの山で迷子になって、一晩過ごすことになるシーン。あそこで、二人の絆が深まって、初めて互いの気持ちに気づく…みたいな、もう滾る展開で!

「あのシーン、最高ですよね! 〇〇ちゃんが寒がってて、△△ちゃんが自分の着てるものを脱いでかけてあげるんですけど…あれ、絶対わざとですよね!? ちょっと隙ありすぎ! って、△△ちゃんも思ったに違いないんですぅ~!」

とか、もう前のめりになって喋ってたら、楓さんがくすくす笑ってて。「うんうん、分かる。私もあのシーン、何度読み返したか分からないくらい好き。」って、優しく相槌打ってくれるの。なんか、それだけで満たされて、心臓がぎゅってなった。

山頂に着いた頃には、もう日も傾き始めてて。空気が澄んでて、町並みが一望できて、すごく綺麗だった。推しカプの二人がここで見た景色を、今私も見てるんだ…って思ったら、なんか胸がいっぱいになって。

「あの…写真、撮りませんか?」

楓さんがスマホを取り出して、私に話しかけてきた。二人で景色をバックに写真を何枚か撮って、最後に自撮りもする流れになって。

楓さんが私の隣に立って、スマホをこちら側に向けて。自然と顔が近づいて…楓さんのサラサラの髪が、私の頬を掠めて、なんかいい匂いがして。

その時、不意に楓さんが私の肩に腕を回して、ぐっと引き寄せてきた。「はい、チーズ」って言いながら、そのまま…ちゅっ、って。

え? って思って、顔を見上げたら、楓さんがにこって笑ってて。「そらみみさんの頬に、葉っぱついてましたよ」なんて言うんだけど、絶対違う。だって、唇、触れたもん…! 私、顔が真っ赤になって、多分茹でダコみたいになってたと思う。

下山する頃には、もうすっかり暗くなってて。ライトをつけながら、慎重に山道を降りてたんだけど、途中で私がちょっとバランス崩しちゃって。

「あっ…!」

って声を出したら、すぐに楓さんが私の手を引いてくれて。「大丈夫ですか?」って、心配そうな声で。

その時、手と手が触れて、なんかピリッとした電流が走ったみたいだった。そのまま、楓さんは私の手を握ってくれて、下山する間、ずっと手を繋いだままだったんです。

それがもう、なんていうか…温かくて、大きくて、すごく安心できて。でも、それ以上に、ドキドキが止まらなくて。推しカプの二人が、もしかしたらこんな風に手を繋いでたのかもしれない…なんて、妄想が止まらなくなって。

駅まで戻ってきて、もう時間も遅かったし、それぞれ電車で帰ることになったんだけど。改札の前で、楓さんが立ち止まって、私の方を見て。「今日は、本当に楽しかったです。」って言ってくれた。

私も「私もです! あの、本当に、ありがとうございました!」って、もう精一杯の感謝を伝えたんだけど。

楓さんが、私の顔をじっと見つめてきて…なんか、吸い込まれそうな瞳で。そして、また、さっきみたいに、ゆっくり顔を近づけてきて。

今度は、唇に…キスされた。え? って思う間もなく、柔らかくて、温かい感触があって。一瞬、呼吸するのも忘れてた。

「…っ、ふ、ぅ…」

短いキスだったけど、なんか、頭の中が真っ白になって、足元がふらついた。楓さんが離れて、私の顔を見て、ちょっと恥ずかしそうに、でも、すごく優しく笑ってくれた。

「あの…これって、その…」

私が震える声で聞いたら、楓さんは私の手をもう一度握って、指先で私の手の甲を優しく撫でながら。

「推しカプの二人みたいになっちゃったかな?」

って、耳元で囁いたんです。もう、その声が、甘くて、ゾクゾクして…///

「…っ、ぁ…」

それから、楓さんは私のツイッターのDMにメッセージをくれてて。「もしよかったら、また会えませんか?」って。私、すぐに「はい!」って返信しました。

今、スマホの画面見て、またニヤニヤしちゃってる。もしかして私、推しカプを見つけるどころか、自分がカプになっちゃったのかもしれない…///

初めての聖地巡礼で、初めてのキス。しかも、相手は同じ推しカプ好きの美女。これって、もはや二次創作超えでは?

これから、楓さんとどうなるんだろう…ドキドキしすぎて、今日の夜、眠れる気がしません。

とりあえず、報告でした! また進展があったら、書き込みます!

あ…そういえば、山頂で撮った自撮り写真、楓さんが送ってくれたんだけど…よく見たら、楓さんの顔、私の方にちょっと傾いてて、なんか、キスされる寸前みたいな角度になってる…/// わざとかなぁ…♡ うふふっ♡